活力が湧いて
2泊3日の強行日程で、
新幹線を飛ばして故郷に帰っていた.
金曜日の実験後、
自宅で急いで荷物をまとめ、
東京駅で晩飯を済ませ、
新幹線に飛び乗って、
なんとかその日のうちに高松に辿り着いた.
受験を控える母校の後輩たちの前で、
大学のこと、受験のこと、東京のこと…
などなどツラツラと話しているうちに、
自分が母校で過ごした日々のことを
少しばかり思い出した.
過去に戻ろうとか、戻りたいとか
ってことは考えたりしないけれど、
ああやって、みんなが毎日顔を合わせて、
同じ教室で学び、ともに育まれるという
時間が本当に貴重な時間だったんだってことに
今さらながら気付かされた.
過去の自分にもああいう時間があってこそ、
今の自分があって、
さらにまた、想像もできないような遠い未来が、
今というこの一瞬の壮絶な戦い
の延長線上にあって…
な~んて考えると、なんだか妙に感慨深い.
エネルギッシュな後輩たちの前で
自分のことを話し、質問に答えているうちに
なんだかこっちに活力が湧いてきた.
明日からはまた通常営業.
その前に書きかけのレポートを
仕上げなくてはならない.
新幹線の中で完了することが
できなかったのだ. あぁ無念.
大切なものを、あらためて確信できた有意義な旅.
後ろは振り返らずに、ただ前を見据えて歩く.
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